田中好子の夫・小達一雄との愛と闘病秘話|遺志を継ぐ家族の今
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田中好子さんと小達一雄氏の巡り合わせは、まさに運命の糸に手繰り寄せられたものだった。その中心にいたのが、小達氏の実妹であり、昭和の映画界で燦然と輝いた大スター・夏目雅子さんである。田中さんと夏目さんは生前から親交が深く、互いを認め合う無二の友人関係を築いていた。
1985年、夏目雅子さんが白血病により27歳の若さでこの世を去った際、深い悲しみに暮れる小達家を温かく支えたのが田中さんだった。遺族の痛みに寄り添い、真心を尽くして寄り添い続ける中で、小達一雄氏との距離は自然と縮まっていく。喪失の悲哀を共有し、互いの痛みを慈しみ合う感情は、やがて確固たる愛情へと昇華した。1991年に二人は結婚。希代のヒロインを妹に持った男性と、国民的アイドルから大女優へと羽ばたいた女性の結びつきは、大きな祝福とともに迎えられた。