突然「指に力が入らない」原因は?命に関わる病気と正しい受診先
突然「指に力が入らない」原因は?命に関わる病気と正しい受診先についての最新情報を徹底解説します。
最も警戒すべきは、脳の血管が詰まる脳梗塞の前兆や発症だ。片方の手の指に急に力が入らなくなり、同時に腕が上がらない、顔の半分が歪む、ろれつが回らないといった異変が重なる場合、迷う余地はない。厚生労働省の統計でも示されている通り、脳血管疾患は迅速な治療開始が生死や回復の度合いを左右する。一刻を争う救急要請が必要な局面だ。
脳梗塞による運動麻痺は、発症から治療までのタイムリミットが極めて短い。一過性脳虚血発作(TIA)と呼ばれる一時的な血流悪化の場合、数分から数十分で麻痺が消えてしまうことがある。しかし、これは本格的な発作が目前に迫っている警告信号に他ならない。症状が治まったからと安心せず、直ちに脳神経外科の救急外来を受診しなければならない。