新海誠監督の原点・下北沢トリウッド!インディーズ映画の聖地へ
新海誠監督の原点・下北沢トリウッド!インディーズ映画の聖地への要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。
この劇場を語るうえで絶対に外せない歴史的エピソードがある。それは、今や世界的なアニメーション監督となった新海誠氏の本格的な劇場デビュー作『ほしのこえ』の公開だ。2002年春、彼がほぼ一人で制作した約25分の短編アニメーション映画は、ここから産声を上げた。
当時の下北沢トリウッドでは、連日立ち見が出るほどの超満員を記録。階段の下まで観客の長蛇の列が伸び、小さなスクリーンから解き放たれた圧倒的なグラフィックと切ないストーリーテリングが、集まった若者たちの心を強く揺さぶった。まさにここが、世界のシンカイ・ワールドが産声を上げた原点であり、現在でも世界中からアニメファンが巡礼に訪れる聖地となった所以である。