「日本三大ガッカリ」は誤解?高知・はりまや橋の意外な歴史と魅力
「日本三大ガッカリ」は誤解?高知・はりまや橋の意外な歴史と魅力の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
高知の夏を象徴する熱気あふれる「よさこい祭り」でおなじみの民謡、よさこい節。「土佐の高知のはりまや橋で 坊さんかんざし買うを見た」という一節は、一度は耳にしたことがあるだろう。この歌の題材となったのが、竹林寺の僧侶であった純信と、城下の塗師の娘であったお馬の禁断の恋だ。
厳しい戒律のもと、僧侶の恋愛が固く禁じられていた江戸時代。二人は密かに想いを寄せ合い、純信がお馬のために橋のたもとの小間物屋でかんざしを買い求めたことがきっかけで噂が市中に広まった。発覚を恐れた二人は手に手を取って駆け落ちを敢行するも、関所で捕らえられ、引き裂かれるという悲惨な末路をたどる。まさに極上の歴史ドラマというべき切ない情念が、この場所には刻まれている。