昭和最大の闇「白鳥事件」の真相!暴かれた謀略と冤罪の全記録
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この事件に潜む巨大な謀略構造に鋭く切り込み、世論に決定的な地殻変動を起こしたのが作家・松本清張だった。清張は連作ノンフィクション『日本の黒い霧』(松本清張)のなかで白鳥事件を徹底的に検証。単なる左翼テロではなく、米軍の諜報機関(CIC)や日本の公安警察が関与した「謀略工作」の可能性を白日の下に晒した。
発表当時、報道ジャーナリズム・出版業界はこの衝撃的な告発に揺れた。警察発表を鵜呑みにして大本営発表式の報道を垂れ流していた大手メディアに対し、清張の綿密な調査報道は強烈なカウンターパンチとなったのである。国家権力の闇を暴く調査報道の原点として、清張の筆鋒は後世のジャーナリストや作家たちに計り知れない影響を与え続けることになった。