法然と親鸞の決定的な差とは?浄土宗と浄土真宗の作法と死生観

法然と親鸞の決定的な差とは?浄土宗と浄土真宗の作法と死生観とはどのようなものなのか? 背景や要点を整理してお届けします。

実際の法事や葬儀の場で目にする作法にも、両者の違いは如実に表れます。まず念仏の称え方ですが、浄土宗では「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」を「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」と連唱し、最後に「なむあみだぶ」と結ぶ形式が多く見られます。一方、浄土真宗では「なんあみだぶつ」や「なんまんだぶ」と発音され、回数にこだわりを持たず、静かに称えることが一般的です。

焼香の作法も大きく異なります。浄土宗では、香をつまみ、額の高さまで掲げてから香炉にくべる動作を2回から3回行います。しかし、浄土真宗では香を額に掲げる(押しいただく)ことをしません。香をつまんだらそのまま香炉へ入れます。しかも、西本願寺派(本願寺派)は1回、東本願寺派(大谷派)は2回と回数が決まっており、さらに線香を立てずに折って横に寝かせる「寝線香」という独特の作法をとる点も大きな特徴です。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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