巨大土偶が光る駅の正体とは?青森・Jr五能線木造駅の魅力と全貌
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なぜ駅舎にこれほど巨大な土偶がデザインされたのでしょうか。その理由は、旧木造町(現・つがる市)が誇る歴史的遺産である亀ヶ岡石器時代遺跡にあります。
明治時代、この亀ヶ岡の地から出土した遮光器土偶は、その完成度の高さから日本の縄文文化を象徴する国宝・重要文化財クラスの至宝として世界的に知られるようになりました。現在、亀ヶ岡石器時代遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」はユネスコ世界文化遺産に登録されており、縄文の精神文化を今に伝える極めて重要な拠点となっています。
木造駅の現駅舎が完成したのは1992年(平成4年)のことです。当時、日本全国の自治体に1億円が交付された「ふるさと創生事業」の資金を活用し、「地域のアイデンティティである縄文の町を全国へ発信しよう」という熱い思いから、大胆にも駅舎全体を遮光器土偶にするプロジェクトが実現しました。