専業主婦世帯の夫の年収でいくら変わる?手取りと最新損益分岐点
専業主婦世帯の夫の年収でいくら変わる?手取りと最新損益分岐点の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
額面上の年収と、実際に口座へ振り込まれる「手取り額」の間には大きな開きがある。国税庁が公表する統計資料や各種社会保険料率をもとに算出すると、年収が上がるにつれて税率の跳ね上がり方が急激になることがわかる。
例えば年収500万円の場合、所得税や住民税、社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険)を差し引いた後の手取り額はおよそ390万円から400万円前後となる。手取り率は約80%だ。これが年収800万円になると手取りは約590万円(手取り率約74%)、年収1,000万円を超えると手取りは約720万円前後(手取り率72%以下)へと急速に低下する。累進課税の壁が厚く立ちはだかる構造だ。
個人ファイナンス・税務の視点で見れば、世帯主(夫)の単独年収を増やすだけでは、税金と社会保険料の徴収によって世帯全体の可処分所得が頭打ちになりやすい。特に年収900万円を超えたあたりから手取りの伸びは急激に鈍化する。