可愛すぎて壊したい!衝動「キュートアグレッション」の裏側と脳科学
可愛すぎて壊したい!衝動「キュートアグレッション」の裏側と脳科学に関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。
この奇妙な心理メカニズムを学術的に証明し、世界中にその概念を広めたパイオニアが、アメリカのイェール大学で研究を行っていた心理学者オリアナ・アラゴン(Oriana Aragón)博士らの研究チームだ。
アラゴン博士らは実験参加者に対し、修正を加えて目や頬をより愛らしく強調した赤ちゃんの画像と、ごく普通の赤ちゃんの画像を見せ、それぞれの生理反応や感情の変化を詳細に追跡した。その結果、より「可愛い」と強く感じた画像に対してほど、参加者はプチプチ(気泡緩衝材)を潰したくなるような強い攻撃行動の欲求を示すことが判明したのである。博士はこの結果から、相反する感情の表出が脳の情動過多をクールダウンさせ、健全な精神状態へ連れ戻すブレーキ機能を果たしていると結論付けた。