「穢多・有名人」噂の真相とは?ネットに溢れる出自デマと歴史の真実
「穢多・有名人」噂の真相とは?ネットに溢れる出自デマと歴史の真実とは一体何なのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。
ネット上で特に悪質とされているのが、特定の名字や家系を被差別部落と結びつける言説です。しかし、同和地区と名字の誤解については、専門家や法務省の啓発活動でも明確に否定されています。
明治期に国民全員が名字を名乗ることになった際(平民苗字必称義務令)、人々は地名、生業、既存の有力者の名字などを自由に選んでつけました。したがって、「特定の漢字が含まれている名字は被差別部落の出身である」といった法則性は一切存在しません。
全国どこにでも存在する一般的な名字に対して、根拠のないレッテルを貼り付ける行為は、無関係な多くの人々を巻き込む差別行為です。こうした出所の不確かな情報リストをネット上で拡散・検索すること自体が、差別を助長する危険を孕んでいます。