大相撲の頂点「立行司」が短刀を帯刀する理由と年収・昇格条件の全貌
今注目を集めている 大相撲の頂点「立行司」が短刀を帯刀する理由と年収・昇格条件の全貌について、詳しいまとめをご紹介しています。
大相撲の行司は、力士の番付と同様に厳格な8つの階級で構成されています。日本相撲協会に所属できる行司の定員は45名以内と定められており、その頂点に君臨するのがわずか2名のみの立行司です。
階級ごとの序列と、土俵上で身に着ける装束・持ち物には明確な格差が設けられています。
【大相撲における行司の階級序列】
1. 立行司(木村庄之助・式守伊之助)
2. 三役格行司
3. 幕内格行司
4. 十両格行司
5. 幕下格行司
6. 三段目格行司
7. 序二段格行司
8. 序ノ口格行司
階級による違いが最も顕著に現れるのが足元と持ち物です。十両格以下の行司はすべて素足で土俵に上がります。幕内格になって初めて「足袋」の着用が許され、さらに上位の三役格以上になってようやく「草履(ぞうり)」を履くことが認められます。
そして、右腰に薬などを入れる「印籠(いんろう)」を下げ、左腰に「短刀」を帯刀できるのは、最高位である立行司の2名のみです。また、軍配に付いている房(ふさ)の色も階級ごとに厳密に定められており、最高位の木村庄之助は「総紫(紫一色)」、次位の式守伊之助は「紫白」と、一目で最高権威であることが分かる仕様になっています。