なぜ我が家が傾く?地盤沈下の原因・前兆と修復費用の相場を徹底解説
なぜ我が家が傾く?地盤沈下の原因・前兆と修復費用の相場を徹底解説に関する主要な事実を丁寧にまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。
傾きやすい敷地には明確な地形的特徴があります。特に注意が必要なのが、丘陵地や傾斜地を切り拓いて造成された住宅地における盛土と切土の境界部です。
山や丘を削って平らにした「切土(きりど)」部分は、もともとの固い地盤が露出しているため地耐力が高く沈みにくい特徴があります。対して、土を盛って平坦地を作った「盛土(もりど)」部分は、土の締め固めが不十分だったり雨水の浸透で地盤が緩みやすかったりします。1つの敷地内に切土と盛土が混在する「またぎ敷地」に家を建てると、盛土側だけが沈下して典型的な不同沈下が引き起こされます。
こうした立地リスクを見抜くために必須となるのがハザードマップの精査です。国土地理院が提供する「重ねるハザードマップ」や各自治体が公開している「大規模盛土造成地マップ」を活用すれば、自宅の敷地が過去に谷だった場所を埋め立てた「谷埋め盛り土」なのか、旧河川や水田、沼地を干拓した軟弱地盤なのかを一目で確認できます。古地図や航空写真のアーカイブを閲覧し、数十年前の土地利用状況を把握することも極めて有効な自衛策です。