パンピとは?意味と元ネタを解説!オタク界隈の使われ方と蔑称の真相
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「パンピ」という言葉がファンコミュニティの専門用語として強烈なアイデンティティを持った原点は、1990年代から2000年代にかけて隆盛を極めたヴィジュアル系(V系)バンドのファン、通称「バンギャル(バンギャ)」のコミュニティにあります。
当時のV系シーンは、独特のドレスコード(黒服、ゴシック・アンド・ロリータ、バンドTシャツなど)や、楽曲ごとの厳格な「フリ(手扇子、ヘドバン、咲き)」といった暗黙の了解が支配する極めてクローズドな空間でした。その中で、普通の私服でふらりとやってきたり、ライブのノリについていけなかったりする初心者を、古参ファンは一目で「パンピ」と識別して区別したのです。
この時代には、界隈の空気を乱す者やマナーを知らない初心者を威嚇・排除する「パンピ狩り」と呼ばれる過激な現象が一部のライブハウス周辺で都市伝説的、あるいは実態を伴って語られました。独自のカルチャーを神聖視し、外部からの安易な侵入を拒む防衛本能が、「パンピ」という呼称に選民思想的なトゲを与えていた時代の痕跡といえます。