ゆうちょ定額貯金の裏ワザを検証!金利上昇期の賢い預け方と落とし穴
ゆうちょ定額貯金の裏ワザを検証!金利上昇期の賢い預け方と落とし穴の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。
インターネット上で「定額貯金の裏ワザ」として最も多く語られるのが、まとまった資金を小分けにして預け入れる「分割預入」という手法です。例えば、手元にある100万円を1本で預けるのではなく、10万円×10口や20万円×5口に分散して預け入れるというテクニックを指します。
かつては「端数処理(1円未満の切り上げ)の関係で小分けにしたほうが受取利息がわずかに増える」という計算上の小技が存在した時期もありました。しかし現在の税制や利息計算システムにおいては、端数切り上げによる純粋な利息底上げ効果はほぼ期待できません。
では、なぜ今も分割預入が賢い預け方として推奨されているのでしょうか。その本質的なメリットは、「一部解約に伴うペナルティを最小限に抑える柔軟性」にあります。
定額貯金は口座単位で解約手続きを行います。100万円を1口で預けている場合、冠婚葬祭や急な出費で10万円だけ現金が必要になったとしても、100万円全額を解約しなければなりません。そうなると、残りの90万円に適用されていた有利な金利までリセットされてしまいます。あらかじめ10万円単位で分割預入しておけば、必要な1口だけを解約し、残りの9口は高い金利を維持したまま運用を継続できるのです。