北村総一朗の現在|90代を迎えた名優のがん克服と「踊る」秘話
北村総一朗の現在|90代を迎えた名優のがん克服と「踊る」秘話の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。
テレビドラマでのコミカルな署長役や厳格な父親役の印象が強い北村総一朗ですが、その原点は本格派の舞台演劇にあります。名門劇団「劇団雲」を経て、1976年の「劇団昴」創立に参加。長年にわたって劇団の屋台骨を支える中心人物として活躍しました。
『リア王』『マクベス』をはじめとするシェイクスピア劇の金字塔において重厚な主役・準主役を務め上げ、卓越した台詞回しと圧倒的な舞台度胸を確立。さらに、海外ドラマ『新スタートレック』の初代ジャン=リュック・ピカード艦長の吹き替えを担当するなど、声優としても高い評価を獲得しました。
劇団昴で培われた確かな基礎体力と人間描写力があったからこそ、後年のテレビ界で見せた「一瞬で画面を支配する脇役の妙技」が開花したのです。名優としての確かな血肉は、今も多くの後輩舞台俳優たちのお手本となっています。