地震前後の頭痛はなぜ起きる?電磁波の噂の真相と医学的対処法
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揺れがおさまった後にもかかわらず、「体がまだ揺れているように感じる」「ふわふわして真っ直ぐ歩けない」といった症状が続くことがあります。これは「地震酔い(Post-earthquake dizziness syndrome)」と呼ばれる病態です。
地震酔いは、船酔いや乗り物酔いと同じく、目から入る視覚情報と内耳が感じる平衡感覚、足の裏の筋肉が感じる体性感覚の間にズレが生じることで発生します。特に大きな本震を経験した後は、余震への恐怖心から脳が過度な警戒態勢に入り、わずかな振動や体の揺らぎに対しても過敏に反応してしまいます。
さらに、突発的な災害による強い恐怖とパニックは、交感神経を急激に興奮させます。首や肩、頭部の筋肉が強く収縮して血流が悪化し、頭全体が締め付けられるような「緊張型頭痛」を併発しやすくなります。強い精神的ストレスが身体症状として表出する典型的なプロセスです。