スペイン天使像の修復失敗なぜ起きた?衝撃の現在と繰り返される理由
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事件の舞台となったのは、スペイン北部カスティーリャ・イ・レオン州に位置する古都パレンシアの目抜き通り、マヨール通りに佇む歴史的建築物です。1919年に農民連盟の本部として建てられたこの格式あるビルのファサードには、花々に囲まれ微笑む女性や天使を模した優雅な石膏レリーフが彫り込まれていました。
しかし、風雨による経年劣化を補修する名目で行われた工事の後、そこに現れたのは「まるで粘土細工を途中で投げ出したかのような異形の顔面」でした。元々の彫りの深い優美な目鼻立ちは完全に削ぎ落とされ、丸く窪んだ2つの穴に乱雑な粘土の塊を押し込んだような目、歪んだ団子鼻、そして不気味に開いた半開きの口。かつての芸術的気品は跡形もなく消え去っていました。
この惨状を地元画家のアントニオ・グスマン・カペル氏がSNSで告発したことを機に、瞬く間に「スペインの素人修復ニュース」として世界中へ拡散されました。海外のネットユーザーからは、玩具の「Mr.ポテトヘッド」や「ドナルド・トランプ前米大統領」、あるいは「アニメのキャラクター」に酷似していると揶揄され、大々的なミームとして消費される事態に発展したのです。