9回出撃し生還した不死身の特攻兵・佐々木友次が命を懸けて貫いた真実
9回出撃し生還した不死身の特攻兵・佐々木友次が命を懸けて貫いた真実の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。
終戦後、フィリピンの収容所から1946年に復員を果たした佐々木友次氏は、故郷である北海道当別町へと戻りました。
復員後の佐々木氏は、特攻の生き残りであることを自ら誇示することなく、広大な大地で農業に打ち込みました。戦後の開拓期を泥まみれになって生き抜き、結婚して子どもや孫に囲まれながら、静かで穏やかな家庭を築き上げました。戦友たちへの追悼の念を胸に秘めつつ、与えられた命を全うするように土を耕し続けたのです。
晩年、鴻上尚史氏の取材に対してユーモアを交えながら当時の真実を語り残した佐々木氏は、2016年5月に92歳でこの世を去りました。激動の時代に9回も死線を越え、理不尽な命令に抗い抜いた男は、天寿を全うして静かにその生涯を閉じたのです。