冨田真由さんが刺された場所はどこか|小金井事件の現場と現在の後遺症
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冨田さんは代理人弁護士を通じて、定期的に自身の心情を綴った手記を公表してきました。「犯人がいつか社会に出てくる恐怖」「傷つき変わってしまった身体を見るたびに涙が止まらない現実」、そして「警察が真剣に話を聞いてくれていれば」という切実な叫びは、世論と法制度を直接動かす原動力となりました。
当時、従来のストーカー規制法は「電話」や「FAX」「電子メール」によるつきまといを想定しており、Twitter(現X)やLINEといったSNS上のメッセージ送信は規制対象外という致命的な法の抜け穴が存在していました。小金井の事件をきっかけに国会は迅速に動き、2016年末にSNSでの執拗な付きまとい行為を明確に禁止対象とする改正ストーカー規制法が成立(2017年施行)しました。
自らの命を削るような思いで発信し続けた彼女の訴えは、日本の法制度の不備を是正させ、今なお多くの潜在的被害者を救う防波堤となっています。