イースター島のモアイ像は何体?地中の胴体と文明崩壊の真相に迫る
イースター島のモアイ像は何体?地中の胴体と文明崩壊の真相に迫るについての最新情報を徹底解説します。
イースター島全域を保護するラパ・ヌイ国立公園の調査データによると、島内で確認されているモアイ像の総数は約1000体(詳細なカタログ調査では1048体)にのぼります。多くの観光客がイメージする「海を背にして整然と並ぶモアイ」は全体のほんの一部に過ぎません。
島内に現存するモアイ像の配置と状態は、大きく以下の3つのエリア・形態に分かれています。
- アフ(祭壇)の上に立つモアイ(約300体):海岸線沿いを中心に築かれた儀式用プラットフォーム「アフ」に設置された像。集落を見守るように内陸を向いて建てられています。
- ラノ・ララク(採石場)に残るモアイ(約400体近く):島の火山「ラノ・ララク」の斜面や坑道内に、掘り出される途中の未完成品や、搬出直前で放置された像が密集しています。
- 運搬路(モアイ・ロード)上に放置されたモアイ(数十体以上):採石場から各地のアフへ運ぶ途中で倒れ、そのまま放棄されたと見られる像が島内各所に点在しています。
島外へ持ち出されたモアイも数体存在し、大英博物館の「ホア・ハカナナイア」やチリ本土の博物館などに展示されていますが、大半の巨石群は今もラパ・ヌイの厳しい風土の中で静かに風化と戦っています。