本場・兵庫の明石焼きレシピ!プロ直伝の黄金比と失敗しない焼き方
本場・兵庫の明石焼きレシピ!プロ直伝の黄金比と失敗しない焼き方の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。
全国的には「明石焼き」という名称で広く知られていますが、発祥の地である兵庫県明石市では「玉子焼」と呼ぶのが一般的です。その歴史は江戸時代末期から明治時代初期にまで遡り、一説にはたこ焼きよりも古い歴史を持っています。
当時、明石では卵白を接着剤として使用する「明石玉(模造珊瑚のかんざし)」の生産が盛んでした。その製造過程で大量に余った「卵黄」を有効活用するために生まれたのが、玉子焼の始まりとされています。その後、大阪の「会津屋」が明石の玉子焼をヒントに、牛肉の代わりにタコを入れて開発したものが現在の「たこ焼き」へと進化していきました。
一般的なたこ焼きとの決定的な違いは、生地の主役が小麦粉ではなく「卵と出汁」である点です。具材は極めてシンプルにタコのみ。ソースやマヨネーズを塗るのではなく、三つ葉やネギを浮かべた上品な和風出汁に浸して味わうスタイルが、160年以上にわたって地元住民や観光客を魅了し続けています。