幻の青いヘラクレスオオカブトは実在する?発色理由と取引相場を徹底解剖

幻の青いヘラクレスオオカブトは実在する?発色理由と取引相場を徹底解剖について知っておくべき ポイントを分かりやすく解説いたします。

インターネット上や昆虫イベントで話題を呼ぶブルーヘラクレスだが、その存在は決して都市伝説ではない。原名亜種であるヘラクレス・ヘラクレスや、ベネズエラ・コロンビア等に生息するヘラクレス・リッキーにおいて、翅全体が青灰色や白銀がかったシアンブルーに染まる個体が実際に確認・報告されている。

ヘラクレスオオカブトの前翅は、通常であれば乾燥時に鮮やかな黄褐色からオリーブゴールドを示し、湿気を吸うと光を吸収して黒く変色する性質を持つ。この通常のサイクルとは異なり、乾燥状態でも黄色みを帯びず、冴えた青白色を維持し続ける個体が存在する。これが愛好家の間で珍重される本物のブルー個体だ。

ただし、野外採取品(WD)であれ飼育品であれ、全身が鮮烈なコバルトブルーに輝き続ける個体にお目にかかれる機会は一生に一度あるかないかというレベルである。ネット上で見かける極端に青い画像の多くには、照明の当て方による強調や色調補正(レタッチ)が含まれている点には留意しなければならない。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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