なぜその名に?思わず二度見する卑猥な名前の生物・珍地名の意外な真相

なぜその名に?思わず二度見する卑猥な名前の生物・珍地名の意外な真相について知っておくべき 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

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春先に青く愛らしい花を咲かせるオオイヌノフグリは、その可憐な姿と名称のギャップで広く知られる植物の代表格です。この名前の由来は、日本古来の在来種である「イヌノフグリ」の実の形状が、雄犬の陰嚢(フグリ)に酷似していることに端を発します。明治初期にヨーロッパから渡来した大型の近縁種に対し、日本の植物学の父・牧野富太郎博士らが「大型のイヌノフグリ」という意味を込めて命名しました。花自体は「星の瞳」という風雅な別名を持ちながらも、正式な標準和名としては直球の描写が採用され続けています。

園芸ファンの間で話題に上る「キンタマサボテン」という俗称についても、明確な事実関係が存在します。植物分類上の正式な和名として「キンタマサボテン」という植物は存在しません。その正体は、マミラリア属の「玉翁(ぎょくおう)」や「金晃丸(きんこうまる)」、あるいはエキノカクタス属の「金兜」といった、丸みを帯びた黄金色のトゲを持つサボテン群です。昭和の園芸ブームや市場の流通段階で、親しみやすさやユニークな形状を強調するための愛称・俗称として広まったものが、ネット上で一人歩きしたのが真相です。

ほかにも、茎に鋭い逆トゲが並ぶことから名付けられた「ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)」や、嫌な臭いをそのまま名前にされた「ヘクソカズラ(屁糞葛)」など、植物界には容赦のない命名が数多く残されています。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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