銀杏の食べ過ぎは死亡の危険?致死量と初期症状、救急対処法を解説
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銀杏中毒の恐ろしさは、食後しばらく経ってから唐突に牙をむく点にある。潜伏期間は摂取後1時間から12時間程度。平均すると数時間以内に異変が現れるケースが多い。初期症状として真っ先に現れるのは、激しい嘔吐や吐き気、頻繁な下痢といった消化器系の異常だ。続いてめまい、ふらつき、顔面蒼白、異常な興奮状態やせん妄、さらには体温の上昇や頻脈といった中枢神経障害の兆候が急速に進行する。
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病状が進行すると、強直性間代性痙攣(全身が硬直した後にガクガクと震える発作)や意識障害を引き起こす。前触れなしに突然の痙攣発作から発症する症例も少なくない。自律神経系が乱れて呼吸障害を起こすと、脳の酸素欠乏状態が続き、不可逆的な後遺症を残したり心肺停止に至ったりする危険がある。「ただの食べ過ぎだろう」と楽観視し、安静にして様子を見る行為は判断の遅れにつながる。