なにわ男子を襲うSns暴言の刃 発信者開示の高速化と厳罰化で一変した「推し活」の現場
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「まさか自宅に弁護士からの通知が届くとは思わなかった」。都内に住む20代の男性は青ざめた表情で語る。彼はSNS上で人気メンバーに関する嘘の噂を拡散し、数百回のリツイートを集めた人物の一人だ。ほんの気晴らし、あるいはインプレッション(閲覧数)稼ぎのつもりだったという。だが、その代償は提示された数百万円規模の損害賠償と、警察からの事情聴取だった。
プロバイダ責任制限法の改正以降、裁判手続きの迅速化が進み、従来は1年以上かかっていた開示請求の手続きが最短数ヶ月で完了するようになった。さらにデジタル証拠保全システムにより、アカウントを削除したり投稿を消去したりしても、ログの追跡が極めて容易になった。軽率な「指先ひとつの投稿」が、個人の社会的信用を一瞬で崩壊させる時代が到来している。