祖師ヶ谷大蔵がウルトラマンの聖地と呼ばれる理由と見どころ完全ガイド

祖師ヶ谷大蔵がウルトラマンの聖地と呼ばれる理由と見どころ完全ガイドの概要と注目ポイントをわかりやすく整理しました。

祖師ヶ谷大蔵とウルトラマンの歴史的な絆を紐解くうえで欠かせないのが、「特撮の神様」と称される映画監督・円谷英二氏(1901〜1970)の存在です。この地が聖地と呼ばれるようになった根底には、日本の映像史そのものと言える強固な地理的・歴史的必然性があります。

戦前から戦後にかけて、祖師ヶ谷大蔵駅の南側に広がる世田谷区砧(きぬた)エリアには、東宝撮影所(現・東宝スタジオ)や国際放映(現・東京メディアシティ=TMC)をはじめとする映画・映像関連企業が集積していました。東宝の特殊技術課長として数々の名作を手がけていた円谷英二氏は、砧の撮影所に近いこの地に自宅を構えていました。

そして1963年4月、英二氏は自宅敷地内に「株式会社円谷特技プロダクション」(現・円谷プロダクション)を設立。ここ世田谷区砧7丁目の旧本社・スタジオから、『ウルトラQ』(1966年)、『ウルトラマン』(1966年)、『ウルトラセブン』(1967年)といった不朽の名作が次々と世に送り出されました。まさに祖師ヶ谷大蔵は、ウルトラマンシリーズの血肉が創り上げられた「真の発祥の地」なのです。

その後、円谷プロダクションの本社スタジオは長く砧の地に根を下ろし、撮影用のスーツやプロップ(小道具)を抱えたスタッフが祖師ヶ谷大蔵の商店街を行き交う日常風景が定着しました。この歴史的ゆかりを背景に、2005年4月、駅を取り囲む3つの商店街(祖師谷商店街振興組合、祖師谷みなみ商店街振興組合、祖師谷昇進会商店街振興組合)が円谷プロダクションの正式な許諾と協力を得て結束し、総延長約2,500mにおよぶ「ウルトラマン商店街」が誕生しました。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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