シャトレーゼ転売カフェの真相と法的問題|なぜ発覚し炎上したのか
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今回の問題がこれほどまでに消費者の反感を買った根底には、原価と提供価格の極端な乖離がある。飲食業界における一般的な原価率の目安は30%前後とされるが、転売カフェの手法はその基準を大きく逸脱していた。
項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価人気アップルパイの価格仕入れ:約399円(税込)
カフェ提供:約850円〜950円専門店の自家製:600円〜800円前後製造原価・人件費をかけずに2倍以上の差額を上乗せしており、暴利と批判されても抗弁は困難。定番ショートケーキ類の価格仕入れ:約340円〜380円(税込)
カフェ提供:約750円〜880円カフェの仕入れケーキ:450円〜650円市販の小売価格からの転売であり、卸売業者を通す正当な仕入れルートを完全に逸脱している。推定原価率と利益構造実質原価率:約40〜45%
※ただし調理設備投資・製造人件費はほぼ0円通常カフェ原価率:28%〜35%
(パティシエ人件費やロス率を含む)数値上の見かけ原価率は高く見えるが、店舗側は仕込みの手間と開発コストを完全にゼロ化している。メニュー上の表記形態「特製スイーツ」「本日のパイ」等、仕入れ元を隠蔽した表記既製品提供時は「〇〇社製」明記、またはメーカー提携が通例客側が「店の手作り」と錯覚する余地を残しており、信義誠実の原則に反する。
シャトレーゼの驚異的な低価格は、ファーム・ファクトリーと呼ばれる自社工場と契約農家の連携、徹底した生産効率化によって実現されている。その企業努力の果実を、ただ近隣店舗で買い集めて皿に載せ換えただけで高額販売するという構図は、外食産業のビジネスモデルとしても極めていびつなものだった。