『愛をこめて花束を』誕生秘話と歌詞の真実!選ばれ続ける決定的な理由

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Superflyの通算4枚目となるシングル『愛をこめて花束を』が世に送り出されたのは、2008年2月27日のことでした。しかし、この名曲の原点はメジャーデビュー時ではなく、越智志帆とギターの多保孝一が愛媛県松山市で活動していたアマチュア時代(2002〜2003年頃)まで遡ります。

当時、多保が書き下ろしていたデモテープの原曲は、全編英語詞で歌われるメロウなピアノロックでした。ライブハウス時代から際立ったメロディラインを誇り、関係者の間でも屈指のポテンシャルを秘めたナンバーと評されていたものの、メジャーデビューシングルとしての採用は見送られ、温め続けられる形となった経緯があります。

転機が訪れたのは2007年秋。デビューから間もない時期に多保孝一がコンポーザー・アレンジャーに専念するため表舞台から退き、Superflyは越智志帆の単独ソロユニットへと移行しました。ユニットとしてのアイデンティティが揺らぎ、強烈な重圧が越智の肩にかかるなか、「新生Superflyの存在意義を世に知らしめる決定打」として白羽の矢が立ったのが、この温存されていた原曲だったのです。

音楽プロデューサーの蔦谷好位置氏をアレンジャーに迎え、ピアノの力強いリフを主軸とした壮大なロックバラードへと劇的な再構築が敢行されました。越智自身の手記や当時の音楽誌インタビューでも、魂を削るように言葉を紡ぎ直し、ボーカルテイクを幾度も重ねた過酷なレコーディング現場の空気が克明に語られています。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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