高血圧の名医・渡辺尚彦の現在と降圧メソッド!評判と診察先を徹底解説
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渡辺尚彦医師のプロフィールを語る上で欠かせないのが、1987年8月24日から1日たりとも休まず継続している「24時間連続血圧測定」の存在です。現在73歳を迎えた年齢でありながら、入浴時以外のほぼすべての時間を血圧測定器とともに過ごし、食事、運動、睡眠、排便、さらには怒りや緊張といった感情の起伏が血圧に及ぼす微細な影響を自らの身体で克明に記録し続けています。
この前代未聞の取り組みが始まった背景には、当時の医学界に対する強烈な問題意識がありました。従来の診察室で測る血圧(随時血圧)だけでは、患者の日常生活における本当の血圧変動を捉えきれないという限界を痛感したためです。診察室に入ると緊張から血圧が跳ね上がる「白衣高血圧」や、逆に診察室では正常なのに早朝や夜間に危険な数値へ達する「仮面高血圧」の実態を解明するには、自らが被験者となって24時間の生体リズムを追究するほかないという執念が原動力でした。
確固たる実績に裏打ちされた渡辺尚彦医師の経歴は、常に日本の臨床高血圧研究を牽引してきました。
- 1952年:千葉県生まれ。
- 1978年:東京慈恵会医科大学医学部を卒業後、同大学院博士課程を修了(医学博士)。
- 1995年:時間生物学の最高峰である米国ミネソタ大学時間生物学研究所へ客員助教授として留学。
- 帰国後:東京慈恵会医科大学附属病院、同総合医科学研究センター臨床疫学研究室客員教授、愛宕病院副院長、早稲田大学客員教授、日本歯科大学臨床教授などを歴任。
自らの膨大な測定ログから導き出された「何を食べ、どう動き、どう息を吸えば血圧が下がるのか」という実践データは、日本高血圧学会の各種ガイドライン策定や国内外の学術論文に多大な影響を与えました。