新型ヴェゼルのシートアレンジ徹底検証!車中泊と積載の真相
新型ヴェゼルのシートアレンジ徹底検証!車中泊と積載の真相を詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。
多くのユーザーが最も気にする「車中泊や長尺物の積載に本当に使えるのか」という問いに対し、現場データから導き出される結論は「ソロや工夫次第のデュオ車中泊には十分対応できるが、完全な水平ではないため専用の対策が必要」というものです。
ヴェゼルの後部座席フルフラット化を実行した場合、荷室開口部から後席背もたれ先端までの長さは約1,530mmとなります。このままでは成人男性が足を伸ばして就寝するには長さが足りません。しかし、前席(運転席・助手席)を最前端までスライドさせて背もたれを前傾させると、前席背面から荷室エンドまでの有効長は最大約1,800mm〜1,850mmまで拡大します。これにより、身長175cm前後の大人でも真っ直ぐ横になるスペースを確保可能です。
ただし、注意すべきは「段差と傾斜」の存在です。ラゲッジフロアと倒した後席背もたれの連結部分は滑らかにつながっているものの、シート構造の都合上、頭側(前席側)に向かって約3度から5度の緩やかな上り傾斜が生じます。また、前席を前にスライドさせた分、倒したシートと前席との間に約20〜25cmの空間(隙間)が生まれます。快適な就寝環境を作るためには、この隙間を埋めるクッションやコンテナボックスの配置、そして傾斜を緩和するベッドメイキングが必須条件となります。