仕事が覚えられないのは病気のサイン?発達障害・うつの実態と対処法

仕事が覚えられないのは病気のサイン?発達障害・うつの実態と対処法について見逃せない ポイントを厳選して解説いたします。

自身が医療機関を受診すべき状態なのか、それとも単なる業務の慣れの問題なのかを切り分けるには、客観的なスクリーニングが役立ちます。以下の仕事 覚えられない セルフチェックリストで現状を確認してください。

【セルフチェックリスト:業務遂行と認知機能の確認】
□ 口頭で複数の指示を出されると、最初か最後の1つしか覚えられない
□ メモを取ることに集中するあまり、相手の話の要点を理解できていない
□ 書類やメールの文章を読んでも内容が頭に入らず、何度も同じ行を読み返す
□ 以前はこなせていたルーティン業務の手順が急に思い出せなくなる
□ 睡眠を確保しても朝から頭が重く、常に疲労感や倦怠感が抜けない
□ ミスを過度に恐れるあまり、動悸や手の震え、腹痛などの身体症状が出る

上記項目のうち3つ以上が2週間以上継続している場合、自力での解決を図る前に専門医への相談が推奨されます。心療内科 精神科 診断基準では、精神疾患の国際的基準である『DSM-5-TR』に基づき、症状が本人の社会生活や職業機能に重大な機能障害をもたらしているかが厳密に評価されます。

初診時には問診に加え、知能検査(WAIS-IVなど)を用いて言語理解・知覚推理・ワーキングメモリ・処理速度の4指標の凸凹(ディスクレパンシー)を数値化することが一般的です。「知的能力には問題がないのにワーキングメモリ指標のみが突出して低い」といった客観的データを把握することで、自身に合った合理的配慮や対策の方向性が定まります。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest