ファイブブラザーの年代判別!タグ変遷とヴィンテージの価値を徹底解説

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首元のタグが切り取られていたり、摩耗して文字が読めなくなったりしていても諦める必要はありません。シャツ本体に隠されたディテールから年代を特定するテクニックが存在します。

ヴィンテージシャツの証として代表的なのが裾のサイドスリット部分です。1950年代から1960年代半ばまでに製造された個体には、引き裂きを防ぐ補強布であるファイブブラザーマチ付きのディテールが確認できます。70年代以降は縫製技術の向上とともに裾のマチが省略されたため、マチの有無だけで60年代以前かどうかが瞬時に分かります。

フロントや袖口にあしらわれたボタンの形状も見逃せません。古い年代のファイブブラザーには、フチが盛り上がり中央がくぼんだファイブブラザー皿ボタン(キャッツアイボタンや4つ穴・2つ穴の尿素ボタン)が多く使われています。80年代以降になると一般的なプラスチック製のボタンへと移行していきます。

さらに、品質表示タグに記載された登録番号を用いたファイブブラザーRN番号判別も強力な武器です。ファイブブラザーの親会社であるモーリス・ファイン・アンド・サンズ社に割り当てられた「RN 15099」の表記があれば、たとえブランドタグが欠損していてもファイブブラザー製品であると確定できます。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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