郷ひろみと西城秀樹の絆|新御三家ライバルの真相と涙の追悼秘話
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1970年代初頭、日本の音楽シーンは劇的な転換期を迎えていました。1971年に野口五郎が、翌1972年に西城秀樹、郷ひろみが相次いでデビュー。瞬く間にトップアイドルへと駆け上がった三人は、橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦の「御三家」に次ぐ存在として「新御三家」と命名され、社会現象を巻き起こします。
その中でも、郷ひろみと西城秀樹の対比は鮮烈でした。洗練されたビジュアルと甘いマスクで少女たちの心を掴んだ郷ひろみに対し、西城秀樹はワイルドなアクションとソウルフルな絶唱でスタジアムを熱狂させました。まさに「静と動」「洗練と情熱」という対極の魅力を持った二人が並び立つことで、昭和の歌謡界はかつてない活気を帯びていったのです。
当時の音楽チャートや雑誌の表紙を巡り、ファンの間では激しい応援合戦が繰り広げられました。しかし、当の本人たちにとって、相手の存在は何よりも強力な成長の起爆剤でした。郷ひろみは後に「秀樹がいたからこそ、自分はどう個性を磨くべきかを常に考えさせられた」と振り返っており、切磋琢磨のライバル関係こそがエンターテイナーとしての土台を強固にしたのは間違いありません。