ジアセチルはどんな臭い?使い古した油臭の正体とミドル脂臭対策
ジアセチルはどんな臭い?使い古した油臭の正体とミドル脂臭対策について詳しく解説いたします。最新の情報をお届けします。
ジアセチルが放つ臭いは、一般的に「何日も放置して酸化した揚げ油の臭い」や「古びた油にツンとした酸味を混ぜたような臭い」と表現されます。食品化学の分野ではバターやチーズの芳香成分としても知られていますが、これが頭皮の皮脂(中鎖脂肪酸)と混ざり合うことで、人間にとって極めて不快な刺激臭へと変貌します。
化粧品大手マンダムの体臭研究によって突き止められたこの複合臭は、「ミドル脂臭」と命名されました。若い頃の汗臭さとも、50代以降に本格化する枯れ草のような加齢臭とも異なる、独特の重たくねっとりとした油臭さが際立つのが最大の特徴です。
特に危険なのは、ジアセチルの「嗅覚閾値の低さ(微量でも感知されやすい性質)」と「周囲への拡散力の強さ」です。本人は鼻が順応して無自覚になりやすい一方で、エレベーター内やすれ違いざまなど、周囲の他人は瞬時に不快感を抱くケースが少なくありません。