ゾゾスーツは現在どうなった?初代終了の真相と医療・Btobへの大進化
ゾゾスーツは現在どうなった?初代終了の真相と医療・Btobへの大進化について押さえておきたい 注意点を分かりやすく解説いたします。
当時のZOZO創業者である前澤友作氏が陣頭指揮を執り、鳴り物入りでスタートしたゾゾスーツ。その開発経緯を振り返ると、当初は伸縮センサーを内蔵した高コストなスマートセンシングスーツとして企画されていました。ところが、製造の難航やコスト高から、ドットマーカーをスマートフォンのカメラで読み取る「マーカー認識型」へと急遽仕様変更された経緯があります。
この仕様変更こそが、後に「失敗」と囁かれる要因の引き金となりました。
最大の誤算は、ZOZO独自のPB(プライベートブランド)事業との連動不全でした。ZOZOは計測データをもとに、一人ひとりの体型にミリ単位でフィットする「オーダーメイド感覚のデニムやTシャツ」を大量生産・販売する計画を立てていました。しかし、ユーザーの撮影環境(照明の明るさやスマホの角度)によって計測値に数センチの誤差が生じ、届いた服のサイズが合わないというクレームが続出しました。
さらに、無料配布に伴う巨額の製造・物流コストが同社の営業利益を大きく圧迫。結果として2019年、ZOZOはPB事業の事実上の縮小・撤退を発表し、それに伴って初代ゾゾスーツの役目も終焉を迎えることとなりました。