天皇陛下と政府専用機の秘密!非公開貴賓室と2機運用の舞台裏
天皇陛下と政府専用機の秘密!非公開貴賓室と2機運用の舞台裏の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。
現在の政府専用機は、2019年に初代のボーイング747-400(ジャンボジェット)から交代したボーイング777-300ERです。民間航空会社であれば300席から400席以上を配置できる巨大な機体ですが、政府専用機の座席数は約150席程度に抑えられており、内部は大きく4つの区画に分かれています。
機体最前部に位置するのが、完全非公開の「貴賓室(VIPスイート)」です。ここは天皇皇后両陛下や首相など、国家のトップのみが足を踏み入れる特別なエリアです。防音性に優れたプライベート空間には、ゆったりとした大型ソファや要人との打ち合わせを行うテーブル、専用のベッドルーム、さらには身だしなみを整える洗面・シャワー設備まで完備されています。空の上でありながら、地上の一流ホテルや御所・首相官邸と同等の快適性とセキュリティが保たれています。
貴賓室に続いて設置されているのが、随行する側近や大臣クラスが使用する「夫人室・秘書官室」、そして政府高官が緊急会議を開くための通信・暗号設備を備えた「会議室」です。機内後方には、同行記者団や実務レベルの随行員、自衛隊員が座る「一般客室」が配置されており、こちらは大手航空会社のビジネスクラスやプレミアムエコノミークラスに準じた座席仕様となっています。
防衛省から公開されるわずかな機内写真からも、落ち着いた木目調と上品なファブリックで統一された、日本の品格を感じさせるインテリアの美しさがうかがえます。