タリーズの親会社は伊藤園!買収の理由と米本社破産の影響を徹底解剖
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タリーズの歴史を語る上で避けて通れないのが、アメリカの創業者・本社側の経営破綻だ。タリーズは元々、1992年に米国シアトルで創業されたチェーンであり、日本法人は当初そのライセンスを受ける形でスタートした。
しかし、本国アメリカの運営会社(Tully's Coffee Corporation)はスターバックスなどの競合に押されて経営が悪化し、2012年に米連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を申請して事実上の倒産となった。このニュースが流れた際、日本のタリーズ店舗も閉店してしまうのではないかと不安視する声が上がった。
結論から言えば、日本のタリーズ事業への悪影響は一切なかった。なぜなら、伊藤園傘下に入る直前の2005年、タリーズコーヒージャパンは米国本社から日本国内における「TULLY'S COFFEE」の商標権および事業権を完全に買い取っていたからだ。
つまり、アメリカ本社が倒産した時点で、日本のタリーズは資本的にも権利関係的にも完全に独立した別会社となっていた。米国法人の破綻後も、日本国内では伊藤園グループの安定した財務基盤のもとで何一つ滞りなく営業が続けられたのである。