高級食パンの破産と閉店ラッシュはなぜ?ブーム終焉の真相と現在
高級食パンの破産と閉店ラッシュはなぜ?ブーム終焉の真相と現在の真相について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
2013年頃に発祥した高級食パンブームは、2018年から2026年にかけてピークを迎えました。「生食パン」という新しい食文化を提示し、1本(2斤)800円〜1,000円超という強気の価格設定にもかかわらず、連日即完売が続く社会現象となったことは記憶に新しいところです。
ところが、2026年後半を境に風向きは一変します。最大の要因は、「日常食ではなく嗜好品(ギフト需要)」に依存したビジネスモデルの限界でした。毎日食べる主食として1斤400円〜500円を払い続ける家庭は極めて限られており、リピーターの定着が進まないまま、新規顧客の来店が一巡した段階で客足が急減しました。
さらに、参入障壁の低さから類似の競合店が乱立し、狭い商圏内でパイを奪い合う事態に発展。ブームの過熱と冷却のサイクルがあまりにも短く、設備投資を回収できないまま急激な赤字転落と閉店ラッシュへ追い込まれる店舗が続出しました。