手根管症候群は自分で治せる?しびれ解消ストレッチと悪化防ぐNg行動

手根管症候群は自分で治せる?しびれ解消ストレッチと悪化防ぐNg行動とは一体何なのか? 専門的な分析を整理してお届けします。

セルフケアを続けても改善が見られない場合や、すでに症状が進んでいる場合は、我慢せずに手外科専門医のいる整形外科を受診してください。放置すると神経が不可逆的なダメージを受け、完全な回復が難しくなるためです。

受診すべき危険な兆候は以下の通りです。
・親指の付け根のふくらみ(母指球筋)が明らかに凹んで痩せてきた。
・親指と人差し指で「OKサイン(綺麗な丸)」が作れず、涙のしずくのような形になる。
・ボタン掛け、小銭のつまみ上げ、箸の操作がうまくできなくなった。
・触られた感覚が鈍く、熱さや冷たさを感じにくくなっている。

医療機関における手根管症候群の整形外科治療と手術費用の全体像は以下のようになります。

◆ 保存療法
初期〜中等度では、手首の装具固定に加え、消炎鎮痛薬やメコバラミンの処方、手根管内へのステロイド注射(トリアムシノロン等)が行われます。注射によって炎症を抑え込むことで、即効性のある症状改善が得られるケースが多々あります。

◆ 手術療法(手根管開放術)
母指球筋の萎縮がある場合や、保存療法で改善しない重度例には手術が検討されます。靱帯を切開してトンネルを開き、神経への圧迫を根本から解除する処置です。現在は手のひらに小さな切開を入れる内視鏡下手術(ECTR)が普及しており、日帰りまたは1泊2日程度で受けることが可能です。費用は健康保険適用(3割負担)の場合、片手あたりおよそ1万5,000円〜4万円前後(検査代・投薬代別)が一般的な目安となります。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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