渡辺裕之が映画に残した魂の熱演!特撮金字塔から遺作まで名作を完全総括
渡辺裕之が映画に残した魂の熱演!特撮金字塔から遺作まで名作を完全総括の総合ガイドをお届けします。最新トレンドが詰まっています。
日本の特撮映画史において、渡辺裕之さんはまさに「三大特撮すべてで伝説的な足跡を残した唯一無二の俳優」です。ファンからのリスペクトは今なお絶大で、それぞれの作品で見せた名シーンは今も鮮烈に記憶されています。
平成ガメラ三部作の第1作『ガメラ 大怪獣空中決戦』(1995年・金子修介監督)では、自衛隊と行動を共にする大迫力(おおさこ つとむ)警視役を熱演。怪獣の脅威に直面する現実のリアリティを一手に引き受け、その後のシリーズ全作(『レギオン襲来』『邪神覚醒』)にも同役で出演し、過酷な運命を辿るキャラクターを泥臭く演じ切りました。
テレビシリーズから劇場版へと展開した『ウルトラマンガイア ティグリス降臨』(映画『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』)では、防衛チームXIG(シグ)の石室章雄コマンダーとして絶対的なリーダーシップを発揮。「冷静沈着でありながら、隊員への深い慈愛を持つ理想の上司」として、子どもたちだけでなく大人の特撮ファンからも絶大な支持を獲得しました。
そして2007年の映画『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』では、強大な敵である仮面ライダー牙王(ガオウ)役として出演。当時51歳での変身は「当時の仮面ライダー史上最高齢変身記録」として大きな話題を呼びました。悪役でありながら圧倒的な貫禄と色気を醸し出し、牙王が放つ重量級の殺陣は、映画の完成度を格段に引き上げる決定打となりました。