雅子さまのお印「ハマナス」に宿る想いと由来|ご家族を繋ぐ象徴

雅子さまのお印「ハマナス」に宿る想いと由来|ご家族を繋ぐ象徴に関する主要なデータを丁寧に解説いたします。

1993年(平成5年)のご成婚に際し、雅子さまのお印に選ばれたのが「ハマナス(浜茄子・浜梨)」でした。バラ科バラ属の落葉低木で、初夏から夏にかけて鮮やかな紅紫色や純白の花を咲かせ、秋には赤く丸い実を実らせます。

この花が選ばれた最大の理由は、雅子さまの実家である小和田家のルーツにあります。父・小和田恆氏の出身地である新潟県村上市は、日本海沿岸にハマナスの大群落が広がる名所であり、村上市の「市の花」にも指定されています。幼少期から外交官の家庭として海外生活が長かった雅子さまにとって、日本海からの強い潮風に耐えながら力強く咲き誇るハマナスは、ご自身のアイデンティティや故郷の情景と深く結びつく特別な存在でした。

ご成婚当時の皇太子殿下(現・天皇陛下)と雅子さまがご相談される中で、「過酷な環境でもしっかりと根を張り、美しい花を咲かせる生命力」と「気高くありながら親しみやすい美しさ」を兼ね備えたハマナスこそが、新たな皇室の道を歩まれる雅子さまに最もふさわしいとして選定されました。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest