「くださる」と「下さる」の違いは?恥をかかない漢字表記の使い分け

「くださる」と「下さる」の違いは?恥をかかない漢字表記の使い分けについての最新情報をお届けします。

ビジネスパーソンが文章を書く際、もう一つ混同しやすいのが「くださる」と「いただく」の使い分けです。この2つは敬語の分類と主語の視点が根本的に異なります。

「くださる」は相手の動作を高める「尊敬語」です。動作の主体(主語)は常に「相手」になります。

  • 主語:相手「(あなたが)資料をお送りくださる」

対して「いただく」は自分を低めることで相手に敬意を払う「謙譲語」です。動作の主体(主語)は常に「自分(または自社側)」になります。

  • 主語:自分「(私どもが)資料をお送りいただく」

例えば、「ご確認くださるようお願い申し上げます」と「ご確認いただくようお願い申し上げます」は、どちらも相手に確認を依頼する表現ですが、視点が異なります。「くださる」を使うときは「相手が自主的にしてくれることへの敬意」、「いただく」を使うときは「相手に依頼して動作をしてもらうことへのへりくだり」というニュアンスを含みます。この視点の違いを把握しておくと、文脈に合わせた適切な表現をスムーズに選べるようになります。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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