神奈川県の水がめは今どうなっている?宮ヶ瀬・相模ダムの現状と貯水率
神奈川県の水がめは今どうなっている?宮ヶ瀬・相模ダムの現状と貯水率の背景について、最新情報を詳しくお届けします。
「神奈川県の水がめはどこにあるのか」という疑問を持つ方は少なくありません。東京都など多くの首都圏自治体が利根川水系や荒川水系に大きく依存しているのに対し、神奈川県は独自の自前水源を中心に水道網を構築しています。その中核を担うのが、相模川水系と酒匂川(さかわがわ)水系です。
県内の水道水を語るうえで欠かせないのが、以下の主要4大ダムです。
- 宮ヶ瀬ダム(宮ヶ瀬湖):中津川(相模川支流)に位置する首都圏最大級の重力式コンクリートダム。
- 相模ダム(相模湖):相模川本流に建設された、戦後日本の多目的ダムの先駆け。
- 城山ダム(津久井湖):相模ダムの下流に位置し、水力発電や洪水調節、上水供給を担う要衝。
- 三保ダム(丹沢湖):酒匂川水系の河内川に位置し、県西部の安定供給を支えるロックフィルダム。
神奈川県の水瓶状況が他県と大きく異なる点は、これらのダム群がトンネルや導水路で相互に結ばれていることです。相模川と酒匂川という異なる水系をフレキシブルに融通できるネットワークが完成しているため、一方の河川で雨が少なくても、もう一方から水を補う高度な運用が可能です。