国立工芸館はなぜ金沢へ?移転の真相と建築・名作の全貌を徹底解説
国立工芸館はなぜ金沢へ?移転の真相と建築・名作の全貌を徹底解説とはどのようなものなのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
国立工芸館が誇る収蔵品は、陶芸、染織、漆工、金工、木竹工、人形、ガラス、ジュエリー、グラフィックやインダストリアルデザインなど多岐にわたります。所蔵品総数約3,800点のうち、約7割にあたる約2,700点以上が東京から金沢へ移管されました。
展示室では、近代陶芸の祖である板谷波山や富本憲吉、加賀蒔絵の最高峰を極めた松田権六をはじめとする歴代の人間国宝による名作が惜しみなく公開されています。人間国宝作品の所蔵比率が全体の約3分の1を占める点は、他の追随を許さない本館最大の強みです。
企画展では、古典的な伝統工芸の枠組みにとどまらず、国内外の現代作家によるアヴァンギャルドな造形作品や、現代のライフスタイルに寄り添うデザイン展など、多彩な切り口の展覧会が年4〜5回ペースで開催されています。工芸が持つ「素材との対話」や「職人の超絶技巧」を間近で体感できる空間設計になっており、ガラスケース越しであっても作家の手指の温もりや息遣いが伝わるような鑑賞体験が楽しめます。