体に良いはずの納豆でなぜ胃痛?消化不良やアレルギーの真相と対処法
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納豆は発酵によって大豆のタンパク質が一部分解されているため、本来は消化が良い食品とされています。しかし、個人の体調や消化能力によっては、胃腸へ想定以上の負担を強いるケースがあります。納豆で胃痛が起きる主な原因として、まず挙げられるのが「不溶性食物繊維」の存在です。
大豆の皮に多く含まれる不溶性食物繊維は、水分を吸収して腸を刺激する優れた整腸作用を持つ反面、胃の中では消化されにくく、停滞時間が長くなります。胃の運動機能が低下しているときや疲労時に摂取すると、胃壁が過剰に引き延ばされて胃もたれや消化不良を引き起こし、鈍い重い痛みの引き金となるのです。
さらに見逃せないのが「納豆菌」そのものの働きです。納豆菌は胃酸に極めて強い耐性を持つ芽胞(がほう)を形成するため、胃を通過して腸まで生きて届きます。しかし、胃内で急激に活性化した場合や腸内環境とのバランスが崩れている場合、発酵プロセスに伴って大量のガスが発生し、胃の内圧を高めてキリキリとした腹痛や圧迫感をもたらすことがあります。