なぜロッカーはギターを壊すのか?「もったいない」の裏にある真相
なぜロッカーはギターを壊すのか?「もったいない」の裏にある真相とはどのようなものなのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
Q1:壊されたギターはライブ後どう処分されるのですか?
A1:現場スタッフによって回収された後、状態が良いパーツ(ペグ、ピックアップ、ブリッジなど)は取り外されて別のギターの補修用として再利用されます。また、歴史的な価値を持つアーティストの破壊ギターは、接着修復されて博物館に展示されたり、チャリティーオークションに出品されて高額で落札されるケースも多く存在します。
Q2:ギター破壊を始めた「元祖」のバンドは誰ですか?
A2:歴史上初めて意図的なパフォーマンスとして定着させたのは、イギリスのロックバンド「ザ・フー(The Who)」のギタリスト、ピート・タウンゼントです。1964年のライブハウスでのハプニングをきっかけに、現代美術の「破壊芸術」の概念を取り入れて定期的に行うようになりました。
Q3:ステージでギターを壊して法律違反や器物損壊にならないのですか?
A3:自身が所有する楽器を自分で壊す行為自体は自損行為であるため、器物損壊罪には問われません。ただし、ステージの床材やPA機材、照明設備を破損させた場合は、会場側への損害賠償責任が発生します。そのため、事前に演出として申告し、ステージ床に保護用マットを敷くなどの対策を取る現場も一般的です。