クランシェカスタムの真価とは?セリックの愛機とHg再販・作例検証
クランシェカスタムの真価とは?セリックの愛機とHg再販・作例検証の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
HGクランシェカスタムは素組みでも見栄えがする良キットですが、2010年代初頭のフォーマットであるため、現代のマスターグレードや最新HG水準に引き上げるためにはいくつかのピンポイント工作が極めて有効です。
ステップ1:合わせ目消しと肉抜き穴の処理
本キットで目立つ合わせ目は主に「肩部ドッズキャノンのモナカ割り」「前腕部」「ふくらはぎ裏」に集中しています。特にドッズキャノンは視線が集まるポイントであるため、タミヤセメント(流し込みタイプ)または瞬間接着パテを用いた合わせ目消しが必須となります。また、足首の変形用フレーム裏側や手首パーツの肉抜き穴をエポキシパテで埋めることで、下から煽るアングルでの見栄えが劇的に向上します。
ステップ2:エッジのシャープ化とスジ彫りの彫り直し
頭部のアンテナおよび両肩バインダーの先端は安全基準によるフラッグが付いているため、ニッパーと金属ヤスリで鋭利に削り込みます。また、飛行形態時の「航空機らしさ」を際立たせるため、パネルラインを0.15mm〜0.2mmのタガネで彫り直し、浅いモールドを深く再定義することでスミ入れのキレが倍増します。
ステップ3:塗装・調色のプロテクニック
設定通りのダークブルーを再現する場合、下地にグレーサーフェイサーを吹いた上で、以下のカラーレシピが推奨されます。
- 本体ダークブルー部:ミッドナイトブルー(60%)+インディブルー(30%)+純色マゼンタ(10%微量)
- 関節・フレーム部:メカサフ スーパーヘヴィまたはメカサフ ヘヴィ
- 各部イエローダクト:成形色ではシール再現となっている胸部や肩のスラスター内部を、マスキング塗装またはシタデルカラー・エナメル塗料による筆塗りで部分塗装(黄色下地にピンクを噛ませると鮮やかに発色)。
- 仕上げ:水転写式コーションデカールを航空自衛隊や米空軍実機を意識して配置し、フッ素入りつや消しクリアーでコートすることで、量産型戦闘機としての凄みとスケール感が宿ります。