「チータ」水前寺清子の現在とは?80代を迎えた大御所の舞台裏
「チータ」水前寺清子の現在とは?80代を迎えた大御所の舞台裏について知っておくべき ポイントを厳選して解説いたします。
詳細を見る
水前寺清子の代名詞とも言える名曲「365歩のマーチ」。1968年の発表以来、日本の復興と人々の挑戦を支える応援歌として歌い継がれてきた。この歴史的大ヒット曲を生み出した背景には、恩師であり作詞家の星野哲郎との深い信頼関係が存在する。
当時、本格派の演歌歌手として評価を高めていた彼女に対し、星野哲郎が提示したのは軽快なマーチのリズムだった。当初は戸惑いもあったというが、歌詞に込められた「一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩下がる」という人生の普遍的な真理に共感し、全身全霊で歌い上げた。伝統的な演歌の枠を超え、誰もが口ずさめる歌謡曲として社会現象を巻き起こした裏には、師弟が通わせた心のドラマがあったのだ。