志村けんと明石家さんま共演Ng説の真相|土曜8時戦争の知られざる絆

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志村さんとさんまさんの関係性を語る上で避けて通れないのが、1980年代に繰り広げられた伝説の「土曜8時戦争」です。当時、TBS系列で絶対的な人気を誇っていたザ・ドリフターズの『8時だョ!全員集合』に対し、フジテレビ系列が刺客として立ち上げたのが『オレたちひょうきん族』でした。

毎週土曜の夜8時、生放送の公開舞台で体を張った王道スラップスティックコントを展開するドリフターズ。その中心で「東村山音頭」や「ヒゲダンス」を大ヒットさせ、国民的スターとなっていたのが志村さんでした。そこへ、ビートたけしさんや明石家さんまさんを中心とする新世代の芸人たちが、楽屋落ちやパロディ、アドリブを前面に押し出したナンセンスギャグで猛追を仕掛けます。

さんまさんが演じる「ブラックデビル」や「アミダばばあ」といった強烈なキャラクターは若者を中心に熱狂的な支持を集め、1981年秋以降、『ひょうきん族』はついに『全員集合』の視聴率を逆転する週が出始めました。「ドリフターズVSひょうきん族」のライバル関係は、テレビのお笑いが「劇場型コント」から「バラエティ・トーク」へと移行する歴史的なパラダイムシフトの象徴となったのです。

この激戦期、2人は互いの番組を強く意識していました。しかしそれは個人的な憎しみではなく、「相手が面白いからこそ絶対に負けられない」というプロ同士のプライドのぶつかり合いでした。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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