ラッセンのイルカ絵画はなぜ流行?展示販売の裏と現在の買取価値
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ラッセン作品の購入や売却を検討する際、最も重要なのがラッセンの原画と版画の違いを正しく理解することです。市場に出回っている作品の95%以上は、複製技術を用いた「限定版画(リトグラフ、シルクスクリーン、ミクスドメディア、ジークレーなど)」です。
作家自身が最初から最後までカンバスに描いた「肉筆原画(オリジナル)」は世界に1点しか存在せず、販売価格も数百万円から数千万円クラスと別格の扱いを受けます。一方、展示会で広く販売された版画には、以下のようなラッセンのエディションナンバーと価格に関わる記号が付与されています。
- 通常アラビア数字(例:50/350): 限定350部中の50番目を示すシリアル番号。
- AP(Artist Proof): 作家保存用。一般に通常番号より付加価値がつきやすい。
- PP(Printer's Proof): 刷り師への贈呈用。
- GL(Graphic Lassen)や手彩入り: 版画の上にラッセン本人が直接絵の具を乗せた特別仕様。付加価値が高く評価される。
エディションナンバーの数字自体(若い番号かどうか)は一部のコレクターを除き買取査定額に決定的な影響を与えませんが、作品の技法(手彩の有無)や額装の状態、保証書の有無は査定額を大きく左右します。